建設業には、主に6つの職種が存在します。
土木や建築などの実際の建設現場に出向く仕事もあれば、IT系の能力を活かせる技術開発やコミュニケーションを活かせる営業職、コツコツ仕事をしたい事務職などオフィスを拠点にした仕事も存在します。
ご自身のやりたいことや能力にマッチする業種を選ぶと良いでしょう。
土木や建築などの実際の建設現場に出向く仕事もあれば、IT系の能力を活かせる技術開発やコミュニケーションを活かせる営業職、コツコツ仕事をしたい事務職などオフィスを拠点にした仕事も存在します。
ご自身のやりたいことや能力にマッチする業種を選ぶと良いでしょう。
現場
リーダーシップのあるキミに
業務内容土木施工、建築施工などの施工管理の仕事は、決められた工期内で工事が完成できるよう作業スケジュールや進捗管理をする「工程管理」、人件費や材料費などを管理する「原価管理」、材質や強度が仕様書等の品質を満たしているか管理する「品質管理」、現場作業員が事故なく安全面を管理する「安全管理」など、全ての管理を行います。- 必要レベル
- 統率力
- PCを使う
- 体力を使う
- コミュニケーション
- 資格
- 土木施工管理技士
- 土木施工管理技士補
- 建築施工管理技士
- 建築施工管理技士補
オフィス
アイデアを考えるのが得意なキミに
業務内容設計は、意匠設計、設備設計、構造設計の3業種あります。建築設計の中心的な役割を担い、建築物の内外観等をデザインする「意匠設計」、給排水や空調、電気設備等を設計する「設備設計」、建物が壊れないよう構造計算し、土台や骨組等を設計する「構造設計」があります。これらの3業種が連携をとりながら、建築物を構築していきます。- 必要レベル
- 考えを人に伝える
- PCを使う
- 体力を使う
- コミュニケーション
- 資格
- 建築士
- 木造建築士
現場
体力に自信のあるキミに
業務内容建設現場において、大工、とび、左官工、内装工、配管工などのそれぞれの専門分野の知識をもって建造物を造る「職人」です。これらの専門工事業は、多様な業種があり、現場での実務を通しての専門知識・技能を習得し、経験を積むことでスキルアップをしながら、建設現場の第一線で「ものづくり」に従事し活躍します。- 必要レベル
- チームワーク
- PCを使う
- 体力を使う
- コミュニケーション
- 資格
- 技能士
- 登録基幹技能者
オフィス
IT系に強い理系出身者のキミに
業務内容現在、建設現場ではICT(情報通信技術)を活用し、AI、ロボット施工、IoTなどの技術開発が進められています。また、国土交通省が推進するインフラ分野DX(デジタルトランスフォーメーション)においては、ローカル5G等を活用した無人化施工等の技術開発・研究が行われています。そのような新技術、社会資本整備や災害対応などの技術・研究開発を行います。- 必要レベル
- 細かい仕事
- PCを使う
- 体力を使う
- コミュニケーション
- 資格
- 技術士(建設部門)
- 技術士補(建設部門)
オフィス
コミュニケーション能力のあるキミに
業務内容公共工事のための官公庁営業と民間の顧客のための民間営業があります。官公庁営業では、官公庁に提出するための入札・契約に関する書類等の作成や情報収集を行います。民間営業では、顧客の多様なニーズに応え、自社の技術などを提案し工事受注につなげます。他の営業職と同様にコミュニケーションスキルや顧客との信頼関係が重要となります。- 必要レベル
- あきらめない
- PCを使う
- 体力を使う
- コミュニケーション
- 資格
- 宅地建物取引士
- 建設業経理事務士
- 施工管理技士
オフィス
コツコツ派の集中力のあるキミに
業務内容予算管理を行う経理や、物品管理・保守などを行う総務などがあります。電話・メール対応や来客対応などその他業務に関するフォローも必要です。基本的に事業に携わる社員のサポートがメインとなるため、企業によって業務内容は異なりますが、共通して会計業務を行うにあたり、建設業の経理に関する会計知識や会計処理能力が必要となります。- 必要レベル
- 丁寧な仕事
- PCを使う
- 体力を使う
- コミュニケーション
- 資格
- 建設業経理士
- 建設業経理事務士
- 日商簿記
- 宅地建物取引士